- 2017.09.20 Wed.
9/21(木) 「ロシェの宝物庫」イベントを開催!
「お~い!こっちこっち!」
指定された洞窟の入り口に向かうと、
こちらに手を振るペンギンの姿が目に入る。
小走りに駆け寄ると、
いつもどおりの元気なロシェがいた。
「やぁ、今日は来てくれてありがとう!」
どういたしまして、のあいさつもそこそこに、
自分を呼び出した要件について尋ねてみる。
どうやらなにか頼みたいことがある、とのことらしいが…?
「うん、そうなんだ。
ちょっと話が長くなっちゃうんだけど、
以前、ボクが異世界の音楽を求めて旅に出た話はしたっけ?」
ナントカ大陸で冒険した、というあの話だろう。
「そうそう!
そのときに、まぁ…なんというか、イロイロあってね…」
急に歯切れが悪くなるロシェ。
…ナニか悪いことでもしたのだろうか?
「いやいや!そういうわけじゃないんけど。
まぁとりあえず洞窟に入ったほうが話が分かりやすいかも。」
……?
促されるままに、洞窟に入ってみると…!
そこらじゅうに散らばるペンギンスタチュウの山、山、山!!
目の届く範囲にすら、数百個のスタチュウが無造作に転がっているようだ。
こんな貴重品がなぜこんなにたくさんある?
スタチュウの元締めがロシェ?
まさかスタチュウでマネーロンダリングでもするつもり?
といろんな妄想が頭の中を駆けめぐる。
「なにかスゴイこと考えてそうな顔してるけど、違うからね!
ちゃんと説明するよ。」
ぜひそうしてほしい。
「さっき話した異世界で、
ちょっとしたイレギュラーな事件が起こってね。
ものすごい数のスタチュウがその世界に生まれてしまったんだ。」
「異世界での事件自体は収束したんだけど、
スタチュウ自体はたくさん残っちゃって。」
「かと言ってもともとその世界にはないものだし、
そのままにしておくわけにもいかないでしょ?
だから定期的に向こうの世界から持ち帰っているんだよね。」
なるほど。
でもこんなにあれば、限界突破し放題じゃないか。
「いや、そうでもないんだよ…。
そこに落ちているスタチュウを拾ってみて?」
言われるがままに1つのスタチュウを拾ってみる。
……???
何か、見たことあるスタチュウと、違う、ような……??
「その感覚は正しいよ。
そのスタチュウには限界突破するためのチカラがもうないんだよ。
だから限界突破には使えないんだ。」
なるほど、抜け殻のようなものか。
では何のためにここに集めて?
「抜け殻と言えど、形はスタチュウのままだからね。
悪用されるとも限らない。
そんなわけで、人目につかないこの洞窟に集めてるんだ。」
だからこんな辺鄙な場所にあるんだ。
「そういうこと。
で、ここからが本題なんだけど…。」
そういえば、そんな話だった。
「またしばらくのあいだ、
向こうに行ってスタチュウを回収してこようと思ってるんだ。
その間、ここに見張りがいなくなるじゃない?
だから、留守をお願いしようと思ってね。」
わかった、知らない仲でもないし、引き受けよう。
「ほんとう!?ありがとう!
とは言え、しばらく何もしないのもタイクツだろうし…。
…そうだ!キミもスタチュウはほしいよね?」
まぁ、もらえるなら。
「ならこの洞窟で探してみたらどうかな?
このあたりのスタチュウは使えないけど、
もしかしたらまだ使えるやつが転がっているかもしれないよ。」
なるほど、暇つぶしにはちょうどいいかもしれない。
「よかった。
それじゃあよろしくね~!」
そう言って忙しそうに出ていくロシェを横目に、
洞窟の奥へと進むのであった…。
「ロシェの宝物庫」イベントを開催!
2017年9月21日(木)~10月18日(水)の期間限定で
「ロシェの宝物庫」
イベントを開催します!
イベントマップを進めることで、
ベガスやペンギンスタチュウがゲットできます!
非常に長いマップになっていますが、
余裕のある方は是非プレイしてアイテムをゲットしてみてくださいね!